際立った特徴の無さ(褒め言葉)が特徴的なRockyMountainのFusionの2016モデルが到着です。 ちょっとお先に失礼して店先で転がしてみたのですが、やはりこのハンドリングは抜群。 極めてニュートラルで乗ったその瞬間からイメージ通りの弧を描きながらターンすることが出来るのです。 もちろん、29インチタイヤとオーソドックスなジオメトリのご利益で安定感は抜群。 なのに曲がらないといった印象を受けない不思議な感じ。 相変わらずでした。
ポイントは、曲がる時でも加重がシッカリ後ろに残っているので、自転車を倒し込んでも変にハンドルが切れ込まないので◎ 初心者であっても安心して曲がることが出来るのできるのです。 同社の言うRTC(RideTuredConcept)デザインにより山で乗ることを楽しむコトを求めた結果であると理解できます。
でもまあ相変わらずの割高感。 同じ様な部品構成で他社は1,2割りは安かったりする訳で、なので決してコストパフォーマンスが良いとは言えないんですが、フレームのジオメトそのノモのが持つ素性の良さはプライスレス。 この違いが解る人はもちろん、解らなくても単純に山で走りたい人にもオススメな一台。 そのうえ、このままでも楽しいけど、カスタマイズしてやれば更に楽しさUPな一台。 オススメです。
RockyMountain Fusion29 930 ¥120,000 (+税)