10年位前はカナダあたりのヤバいお兄さん達に気に入られブイブイいわしてたManitou社。 その後、ブランドの買収話やナンやカンやなオトナの事情で低迷してたんですが、ココ最近になってやや復調。 おぉ! と思えるアイテムをボチボチ出してきたのでこの度はコイツをご紹介。
近くの山からゲレンデまでを幅広くカバーするMattoc。 ストロークは160mmで車高調整なんかのギミックもないシンプルな構造なこともあって。重量は2kgをかるく下回る軽さ。 しかも10万円でおつりがくるコストパフォーマンスの高さも兼ね備えてるのです。
しかし、肝心なのは実際乗ってみてドウよ?ってところ。 私も何度か乗る機会があったのですが、結論的には全く無問題。 私位のスピードで富士見パノラマのCコースを下ったところで破綻するような事は無く、気持ちよくライドに集中できました。
強いて言えばライバル品に比べ剛性感は低いように感じたけど、決してネガティブな要素ではなく、逆に乗り手に対して「やさしさ」というメリットに繋がってるように思えます。 プッシュしてライドしたとき、やわなヤツだと恐さを感じるんですが、Mattocはそれが無かった。
Manitouのアイデンティティーなリバースアーチのご利益かブレーキのフィーリングも良好。 リバースアーチは見た目目もスッキリするので個人的には◯ その上、お色を白と黒、さらに赤もあるので◎ 見た目も大切な要素ですから。
「mattoc」どうやらツルハシの意味らしいけど、微妙にスペルが違うのは何故?
Manitou Mattoc ¥92,000 (99,360)