2015年7月17日金曜日

Manitou Mattoc



10年位前はカナダあたりのヤバいお兄さん達に気に入られブイブイいわしてたManitou社。 その後、ブランドの買収話やナンやカンやなオトナの事情で低迷してたんですが、ココ最近になってやや復調。 おぉ! と思えるアイテムをボチボチ出してきたのでこの度はコイツをご紹介。

近くの山からゲレンデまでを幅広くカバーするMattoc。 ストロークは160mmで車高調整なんかのギミックもないシンプルな構造なこともあって。重量は2kgをかるく下回る軽さ。 しかも10万円でおつりがくるコストパフォーマンスの高さも兼ね備えてるのです。  

しかし、肝心なのは実際乗ってみてドウよ?ってところ。 私も何度か乗る機会があったのですが、結論的には全く無問題。 私位のスピードで富士見パノラマのCコースを下ったところで破綻するような事は無く、気持ちよくライドに集中できました。

 強いて言えばライバル品に比べ剛性感は低いように感じたけど、決してネガティブな要素ではなく、逆に乗り手に対して「やさしさ」というメリットに繋がってるように思えます。 プッシュしてライドしたとき、やわなヤツだと恐さを感じるんですが、Mattocはそれが無かった。

 Manitouのアイデンティティーなリバースアーチのご利益かブレーキのフィーリングも良好。 リバースアーチは見た目目もスッキリするので個人的には◯ その上、お色を白と黒、さらに赤もあるので◎ 見た目も大切な要素ですから。

「mattoc」どうやらツルハシの意味らしいけど、微妙にスペルが違うのは何故? 

Manitou Mattoc ¥92,000 (99,360)


2015年7月8日水曜日

2015 Giant Trance Advanced27.5 2

木の根がいっぱいな登りでも軽い車重とよく出来たサスペンションのお陰でスリップすること無く楽に登れる。 下りでもガレを気にすることもなく、ブレーキも効くので恐く無い。 唐突な挙動もないので乗り馴れるのにも時間は必要なく、リズム良く軽快にバイクコントロールできる。 何かのパフォーマンスが突出してるワケでは無いけど全てにおいて余裕の平均点以上。 強いて言えばコストパフォーマンスが異常。 歴代のTranceはどこにでも連れて行ける最初のMTBとしてベンチマーク的にオススメする一台なわけです。

そんな万能選手がメインフレームをカーボンに置換し、より軽く、より強く、そして美しく戦闘力UP! 付いてくるパーツもブレーキがリニアで懐の深いSRAMの4ポッドのヤツだったり後ろのディレイラーも同じくSRAMのX9。 オリジナルの伸びるシートポストも付くしと、かゆい所をシッカリかいてくるオイシイ仕様。 個人的にはフロントギヤをシングルにしてと定番改造で更に軽さと見た目スッキリを求めたい。


正直、安かろう=悪かろう、な昔のイメージが拭えないでいるGiant社。 過去にTranceをヘビーに乗ってその呪縛を払拭した私としては、思い込みでGiantを敬遠するのは非常にもったいない。 Tranceは確実にこのクラスのBikeのベンチマーク的存在tosite
BlankyDogも認めるトコロ。 オフロードを楽しむ道具として最高の一台です。

2015 Giant Trance Advanced27.5 2 ¥330,000 (¥354,400)