2015年7月8日水曜日

2015 Giant Trance Advanced27.5 2

木の根がいっぱいな登りでも軽い車重とよく出来たサスペンションのお陰でスリップすること無く楽に登れる。 下りでもガレを気にすることもなく、ブレーキも効くので恐く無い。 唐突な挙動もないので乗り馴れるのにも時間は必要なく、リズム良く軽快にバイクコントロールできる。 何かのパフォーマンスが突出してるワケでは無いけど全てにおいて余裕の平均点以上。 強いて言えばコストパフォーマンスが異常。 歴代のTranceはどこにでも連れて行ける最初のMTBとしてベンチマーク的にオススメする一台なわけです。

そんな万能選手がメインフレームをカーボンに置換し、より軽く、より強く、そして美しく戦闘力UP! 付いてくるパーツもブレーキがリニアで懐の深いSRAMの4ポッドのヤツだったり後ろのディレイラーも同じくSRAMのX9。 オリジナルの伸びるシートポストも付くしと、かゆい所をシッカリかいてくるオイシイ仕様。 個人的にはフロントギヤをシングルにしてと定番改造で更に軽さと見た目スッキリを求めたい。


正直、安かろう=悪かろう、な昔のイメージが拭えないでいるGiant社。 過去にTranceをヘビーに乗ってその呪縛を払拭した私としては、思い込みでGiantを敬遠するのは非常にもったいない。 Tranceは確実にこのクラスのBikeのベンチマーク的存在tosite
BlankyDogも認めるトコロ。 オフロードを楽しむ道具として最高の一台です。

2015 Giant Trance Advanced27.5 2 ¥330,000 (¥354,400)




2015年3月25日水曜日

2015 Devinci Spartan Carbon

最近、巷を賑わしているDHエンデューロ。 下りが速いことはモチロンですが、スタート位置まで漕いで上がれないことには話しになりません。 今日ご紹介するSpaltan CarbonはそんなDHエンデューロにはもってこいの一台。

特徴はなんと言っても登りでも下りでも発揮する抜群のトラクション性能。 SpritPivotと呼ばれる同社のシステムはもちろんのこと、大径ベアリングを採用したり、部分的にアルミを使ったりと重量増になるものの、サスペンション効率を重視する設計思想がココまでのトラクション性能を有している理由かと思われます。

トラクションの高さ故、軽快感の演出には役立ちませんが、「走る・曲がる・止まる」を高い次元でサポートしてくれますし、まるでDHなBikeのようなジオメトリーはゲレンデDHコースのような高いスピード域でも抜群の安定感であることを期待させます。

実際、このSpaltanの原型は2014年のDH世界選手権でデビューしています。 漕ぎ重視な南アフリカのコースということもあり実践投入にまで至ったようです。 十分に闘えるというポテンシャルがあるということです。 

世界に比べ、緩いといわれる日本のDHコース。 冷静に考えるとこのSpaltan位のBikeがストライクゾーンなのかも知れません。福井和泉みたいなスムーズなパークがメイン、富士見の様なタフなコースもたまに走るって人なら是非とも選択肢に入れて頂きたい一台です。


2015年2月28日土曜日

2015 RockyMountain Altitude730

当店のテストBike「雷電号」ことロッキーマウンテンのサンダーボルト これのもうちょい下りよりなのがこのアルチチュード 基本的なサスペンションシステムは同じだけど、サスペンションストロークが150mmと長い目(サンダーボルトは120mm) その差はたった30mmなんですが乗るとそれ以上に違いを感じます。 

実際に富士見パノラマで乗り比べましたが、高いスピードレンジでの動きの自由度が段違い。 飛ばしていると路面の凹凸やバームなんかでは強いGがかかってサンダーボルトだとストロークを使い切ってしまうのにアルチチュードはまだ余裕が残ってて、そこからもうワンプッシュして次のアクションの予備動作が取れるのです。 ガレ場だと特に顕著でラインチェンジなんかがとっても楽チン。

とはいっても、このアルチチュードも最近のロッキーさんらしい柔らかくシナヤカな乗り心地でココは共通。 からだに優しいので長時間ライドでも安心。 路面からのインフォメーションは薄いのでガツガツ攻めるライダーさんにはモノ足りないかもしれないけれど、乗れば乗るほどこの良さを実感できるはず。

2015 RockyMountain Altitude 730 ¥386,000(税抜き)



2015年2月22日日曜日

2015 Commencal Meta HT AM Origin


2015モデルでは、META HTは以前ご紹介したTrailとAMの二つに分類されます。 そして今回ご紹介するのは後者”AM”のアルミフレームモデルのベーシックグレード。

Trailとの違いは、なんと言ってもフロントフォークのストロークの長さ。 Trailの100〜120mmに対し、このAMは150mm! 多少のガレ場や木の根でもおかまい無しだし、スピード域の高いシーンでも安心感があります。 もちろんこの長いフォークに対応するためフレームも専用ジオメトリーのものを採用。 同じようにみえるTrailとは全く別ものなんです。 

だけど、乗ってみるとそのコメンサルらしさは健在。 Trailほど軽快ではないけど、アクションがかけやすくおもわず遊びたくなるキャラクター。 いつもの山を走っても今まで見えてこなかったラインを発見&トレースできそうです。

個人的には蛍光イエローにネイビーのロゴがグッときてます。 山で楽しむ即戦力はもちろんありますが、ベーシックグレードなんで仕上げる楽しみもタップリ残してありますよ。 

2015 Commencal Meta HT AM Origin ¥154,800(税抜き)

2015年2月20日金曜日

2015 RockyMountain Thunderbolt 730

当店では「雷電号」でおなじみのRockymountainのThunderbolt かなりのお気に入りなんですが、その雷電号の2015年モデルが到着。 つや消しオレンジのインパクト”大”な見た目とは裏腹でそのパフォーマンスはとても地味。 

乗った瞬間に感じる尖った性能は特に無く正直コメントに困るのですが、逆にクセが無いとも言えるわけで、悪い意味でも良い意味でも想定内の挙動。 乗り馴れるのに時間はかかりません。

しかし、このThunderboltはナンでもないようなことが実はスゴかったりするのです。 とある試乗会で乗り比べた時、ライバルより正直ちょっと重く感じた漕ぎ味に肩を落としたわけですが、意外にも砂利が浮いたりする滑りやすい路面でのトラクションの高さはピカイチ。 結果、一番楽に登りきるコトが出来ました。 ウサギと亀でいうと亀さんタイプなのですが、間違いなくゴールに達することができたのです。

このトラクションの高さは柔らかいリアバックにあると思われますが、このご利益は曲がる時にも享受できるわけで、限界は高く無いですが挙動がとってもマイルド。 ガレ場や木の根なんかでも優しく路面を捉えてくれるので自分のリズムでライドできるのです。 つまり、乗りやすいと...

カナダのフィールドで長い時間をかけて磨き続けられているロッキーマウンテン社のBike。 短絡的なパフォーマンスに走らないスタイル。 その良さをじっくりと時間をかけて味わって下さい。 ま、見た目と名前はキャッチーですけどね。

2015 Thunderbolt730 ¥350,000 (税抜き)

2014年11月19日水曜日

2015 Commencal Meta HT Trail Essential

[2015 BlankyDogが認める里山で楽しいハードテイルBike]に選ばれたコメンサルのメタHTトレイル。 マイペースで登って、地形と戯れながら下るスタイルを具現化する一台。 650B(27.5インチ)ながらアクションに対するレスポンスも鋭く、フロントアップやドリフトもビシッと決まる機敏さが魅力的。 速く走るより思わず「いらんこ」としたくなるのです。

強いて言えば、細いリムと小さなブレーキローターが惜しい所ですが、そこは 実際に乗り込んで物足りなさを感じたときに変えれば良い話。 当分はかなり遊べます。

2015 Commencal Meta HT Trail Essential ¥161,000 (税込み)

2014年3月26日水曜日

2014 Santacruz Bronson

サンタクルーズ社 20周年の集大成としてリリースしたブロンソン。 VPPシステムを採用した150mmストロークのリアサスペンション。 27.5インチホイール、ちょいと寝気味のヘッドアングルが特徴的で要は下りをガンガン攻めることが出来て登りも案外行けてしまう守備範囲の広さが特徴の一台

当然、カーボン主体のフレームはとっても軽くて各部のプロテクター込みで2.7kg(実測) 150mmストロークを持つフレームとは思えない軽さ。 そしてVPPシステムのご利益でセッティングさえビシっとキメてやれば、登りでもグイグイ進みみ、さらに路面をしっかり捉えてくれるのでガレや木の根で断念してたラインもスルリと登れてしまいます。 その意味でハードテイルなBikeより登りが楽しくなったりします。。

下りのパフォーマンスも当然一級品。 考えてみると、150mmのリアトラベルっていえば、前世紀のDHなBikeのスペックと同じかそれ以上。 そこに、重量の軽さとサスペンションシステムの出来の良さが加わるのでスゴク無い訳が無い。 VPPシステムのご利益で地面を埋め尽くすような根っ子地帯であっても、引っかかって減速すること無くクリア出来るし、なんならカラダが置いていかれるのうな加速感に見舞われることも。 さらに前述の地面を捉える性能の高さはブレーキに置いても有効で、27.5インチのタイヤ、寝気味のヘッドアングル、それに伴う長い目のホイールベースといった要素と相まって安定感&安心感は抜群。 それこそ、一昔前のDHなBike以上のパフォーマンスを発揮する訳です。

ただ、欠点というワケではないですが、ちょっとセッティングで気をつけないことがあります。 VPPシステムの美味しさを引き出すことがコイツを乗る上での優先事項となるので、乗り手はこれを引き出すように乗ってあげるのがポイントとなります。 一例を挙げるとコギが重いと感じてリアユニットの空気圧を高めてもますます進まなくなることもあります。 直感でのセッティングが通用しない、この辺がちょっとややこしいのですが、もちろん当店はその点もサポート。 納得できるまでトコトンお付き合いしますのでご安心を。 

Santacruz Bronson Carbon (M-size) ¥380,000(税抜き)