2014年3月22日土曜日
2014 Santacruz Heckler
ここ数年、ラインナップから外れていたヘックラーが帰ってきました。 特徴でもあるきわめてシンプルなシステムはそのままですが、ヘッドを大径化してテーパーコラムのフォークもOK。 対応のリアハブ142×12㎜規格になってスイングアームがねじれが抑えられシッカリ感が向上。 そしてなにより27.5インチホイール仕様となっているのが大きな違い。 単なる復活でなく最近のトレンドをちゃんと捉えて進化しているわけです。
シングルピボットのメリットはなんといっても扱いやすさ。 メンテナンス面もそうですが、サスペンションの動きを把握しやすいのでアクションをかけやすく、ダイレクトで積極的なコントロールを楽しめるわけです。 一例としては、サスペンションの「ため」を使ってやればいつもより高くバニーホップできたりします。
シンプルなので特別なことをしなくても軽く作れるのもうれしいポイント。 写真の状態(Sサイズ)で3㎏ちょうど。 リアストロークが150㎜あってこの軽さってのはちょっとポイント高いですよね。 特別な材料や技法を使ってないのでお値段も抑え目。 同じセグメントのブロンソン(アルミ)が約1.5倍のお値段だったりするので、このヘックラーのお手軽さがお分かりいただけるかと。
今回入荷したのはSサイズ。 メーカーサイトを見るとちょうど私が分岐点にいるので私より背が低ければS、背が高ければM以上ということですが、ホイールの大径化とホイールベース延長により安定性が向上しているので、スピード域が低く、細かいターンが多いような近所の里山で遊ぶには、あえて小さいのを選ぶのもありかと。
Santacuruz Heckler S-size Black ¥198,000 (税抜き)